ALPHA / ASIA(エイジア)
good acoustics / Firehouse(ファイヤーハウス)

Firehouse(ファイヤーハウス)は、BONJOVIの流れを汲む、アメリカ出身のメロディアス・ハードロック・バンドです。
ファイヤーハウス……う〜ん、響きがとてもメタルっぽいバンド名ですね。イメージは、魂のシャウトと、テクニカルなギター、ラウディなリズム隊って感じですか?
してその実態は…
恋愛の歌を切なくも爽やかなメロディで表し、これまた爽やかなコーラスと、適度にハードなギターをアクセントに高いアレンジ力でまとめ上げたバンド…とでもいいましょうか。
とにかく、メロディ好きには、たまらんバンドなわけですよ。
「BONJOVIの流れを汲む」と書きましたが、楽曲自体はBONJOVIに勝るとも劣らない、非常に完成度は高くメロディアスな曲には定評があります。
それともう一つ、デビュー前の音源を聴いたBONJOIのジョン・ボン・ジョヴィが非常に気に入り、比較的スムーズに大手のレーベルと契約できたというラッキーな部分も持ち合わせているようです。
個人的な感覚としては、同じメロディアスHRバンドでもヨーロッパのバンドと比べると、湿り気が違う気がしますね。ファイヤーハウスはアメリカらしく、多少カラっとした雰囲気を持っています。「哀愁」っていう表現よりは「切ない」が似合うような?そんな感じです。この辺はクラシック音楽の流れを汲む、音楽的バックグランドも多少影響があるのでしょうか。
そのファイヤーハウスのアルバムのうち、今回ご紹介するのは、それまでリリースされた3枚のアルバムからベスト選曲したものをアコースティックバージョンで収録した「good acoustics」です!
このアルバム、その名のとおりアコースティックですから、アレンジの基本はアコースティックギター(エレアコ)に、ベース、ドラム、ボーカル、基本それだけなんですよね。もちろん、レコーディングの過程でエフェクト処理(主に空間系)や、効果としてのシンセを加えている場面もあります。
が、基本は非常にシンプルな編成なんです。
ですが、聴いた感じはとてもアコースティックバージョンには聴こえないんですよ。
その秘密の一つは、重厚なボーカルハーモニーでしょう。もともと、C.J.スネアの歌声はクセがなく、伸びやかでとても聴きやすいと思うのですが、このハーモニーで彩り感がすごいことになってますからね。
あと、ギターソロなどは通常のエレキギターを使用していますから、その辺も一因でしょう。でもこれは正解ですね。全部アコースティックにするよりは、ポイントポイントで違う色を混ぜることによって、楽曲がより生きると思うのです。
そんなこんなで、シンプルなアレンジにすることで楽曲のよさが際立つ結果となっています。そして、自宅でも車でも、朝でも夜寝る前でも、どんなシーンにもジャストフィットするアルバムに仕上がっているなぁ〜っていうのが感想ですね。
【こんな方にオススメ】
■正統派なメロディアス・ロックをアコースティック調で聴きたい方
■アコースティックギターのやわらかい響きを堪能したい方
■甘い歌詞に爽やかな声、メロディ、そんなキーワードがお好みの方
動画による視聴はこちら
「Here For You」
励みになります。クリックお願いします♪
Rainmaker / FAIR WARNING(フェア・ウォーニング)

せっかくの休日だというのに雨でした…。雨は個人的に嫌いです。まぁ好きな人はそんなにいないと思いますが…。個人的に休日は、晴れているだけで幸せなんですよ。その日一日が何だかすご〜く得したような気分になります。散歩してても幸せだしね。
でも、雨が降らなければ、作物も育たないし、飲み水も不足するし、傘屋さんも儲からないし、あの子に振られた涙を隠すこともできないですよね。
アメリカ先住民は、魔術師が雨乞いする際に「RAINMAKER」という打楽器を使用していたそうです。そういった「雨乞い」の儀式は、カタチは変われど、いろんな地域に存在していたんですよね。
ドイツ出身のメロディアスHRバンド、フェア・ウォーニングの2ndアルバム「RainMaker」は、そんな雨乞い楽器を使用したことからつけられたタイトルです。(ウマイ!ばっちり繋がった!)
本作は1stアルバム「FAIR WARNING」で高い評価を得た後に出されたアルバムで、そのメロディを大切にする姿勢はいささかも変わりありません!
前作と比較し、よりメンバー5人の演奏が前面に出て、よりバンドらしい一枚になっているなと感じました。
【ご興味がありましたら視聴なさってください】
【主な曲の感想です】
■スピーディーでシンプルなアレンジながら、メジャーとマイナーのコードが交互に展開するところがツボにはまる「One Way Up」。アルバムのつかみって感じですかね。
■トミー・ハートの歌声が映える、ミディアムロックナンバー「Too Late For Love」。こういったブルージーなナンバーもメロディアスに仕上げてしまうのはさすがです!
■夏を感じさせる爽やかナンバー「The Heart Of Summer」。この曲大好きなんですよね!My Summer Song!
■クリーンなギターをバックに歌い上げ、盛り上がっていく佳曲「Lonely Rooms」。ギターの細かな感情表現が伝わってくるんですよね。
■サビのメロディがとっつきやすく、かつ壮大な感じでの「Picyures Of Love」
■メロディアスHRのひとつの完成型のような曲「Burning Heart」!。ボーカルメロディ、全体的なアレンジ、そしてギターソロ…完璧ですよ!!曲の中間と最後に繰り出される、アンディ・マレツェクとヘルゲ・エンゲルケのギターソロは絶品ですね。特にヘルゲの※スカイギターの高音がこれでもかと炸裂し、聴き応えあります。
※スカイギター…元スコーピオンズ、エレクトリック・サンのウリ・ジョン・ロートが開発したギター。この世に数本しかなく、ヘルゲが持っているのは、ウリから譲り受けたもの(実際はそのつもりはなかったようですが…)、6弦(7弦)の32フレットまであり、えらい高音がでるギター。もはやギターの域を超えたギターです。
【「Burning Heart」 】
【こんな方にオススメ】
■正統派のメロディアスなロックを聴きたい方
■どちらもリードを取り、かつ実力派のツインギターバンドが好みの方
■ドイツ特有のメロディ感覚がお好きな方
励みになります。クリックお願いします♪
"金髪女性シンガーラナ" BALLAD COLLECTION / LANA LANE
【ジャンル:メロディアスHR】 
今回は金髪女性シンガー"ラナ"を擁するラナ・レーンのご紹介です♪
このラナは残念ながら既婚者なんです、旦那さまは同じバンドのキーボード奏者、エリク・ノーランダー。ラナ・レーンの頭脳です。くふぁ〜うらやましいっすネ!
で、そのラナですが…
ええ、結構おばちゃんです。 
その歌声は見かけによらず……とっても力強いです(そのまんま!)
…すいません、ちょっと冗談が過ぎました。ライブで何回か観ていますが、ラナ自身はとっても素敵ですよ。(写真映りがちょっとね…)
ラナ・レーンはアメリカ出身のバンドで、このバンドの特徴を端的に現すと、基本的なハードロックのサウンドに重厚なシンセ、時には生の弦楽器も加えたシンフォニックテイストに、エリクの生み出す美しいメロディを力強くも伸びやかなラナの歌声で表現する…といったところでしょうか。
ちょっと欲張りなようですが、ホントにこのような表現がピッタリのような気がします。
ラナ・レーンといえば、アルバムアートワークの美しさにも定評があります。
思わずジャケ買いしたくなる、その一部を覗いていってください。
【アートワーク美術館】
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ふぅ〜〜、どうですか。この幻想的な、まるで絵画を鑑賞しているような、うっとり感…。
リビングの一角に立てかけておきたい衝動に駆られますね。ちなみにこのアートワークを手がけているのはヤチェク・イェルカという画家さんです。→公式サイトはこちら
今回取り上げたこのバラードコレクションは、そんなラナ・レーンの美しいメロディが楽しめるバラード集です。
【主な曲の感想です】
■オープニング曲「Avalon」。静かなピアノに絡みつく、柔らかなヴィオラの音色…この曲1曲でラナ・レーンの世界観を表しているような名曲です。元々はROCKET SCIENTISTS(エリクの別バンド、こちらもメロディックロックで有名)の曲をリアレンジして収録しました。
メロディックロックファンには重要なレーベルに「アヴァロン・レーベル」というのがありますが、このレーベル名はこの曲からきているって知っていました?元々がラナ・レーンと契約するために出来たレーベルですからねぇ〜。
■前向きなポップソングでは決してありません、静かな曲です。でも何故か聴いていると元気がわいてくる「Stardust」。「It's alright It's alright It's only stardust maybe」(大丈夫 大丈夫 きっとただの星屑だから…)、この歌詞好きだなぁ〜。
■ELOのアルバム未収録曲からカバーした「When Time Stood Still」。この曲の泣きのメロディ、アレンジは見事ですね!鳥肌モノです。美しい。
■ピアノと歌が中心のシンプルな「Clouds」。ほっこり温かい曲です。サビいいですね。
■ビートルズの名曲「Across The Universe」のカバーです。以外にもピッタリはまってます。
■アルバムを締めくくってくれる、オープニング曲アヴァロンのインストバージョン「Avalon Reprise」。二ール・シトロンのギターがよいメロディラインを奏でています。
こうして改めて聴いてみると、ギターやシンセソロバリバリのロックなラナ・レーンもいいのですが、じっくり聴かせるバラードは、ラナの魅力を伝えるのにうってつけだなって思いました。
【よかったら視聴なさってください。 「Stardust」 】
【こんな方オススメです】
■ちょっとハードな、シンフォニックロックを好きな方
■ハードロックを女性ボーカルで楽しみたい方
■ビートルズやELOといったポップセンスが好きな方
■ハードロックのバラードが好きな方
励みになります。クリックお願いします♪
タグ : アヴァロン・レーベル ラナ・レーン ELO ビートルズ ヤチェク・イェルカ
Explorer Suite / NEW ENGLAND(ニュー・イングランド)

1stアルバム「NEW ENGLAND」において、曲、アレンジともに驚異のポップセンスを披露したニュー・イングランドの前作を上回る名作との声高い2ndアルバム、それが本作「Explorer Suite」です!
個人的に前作との違いはアレンジになると思います。
前作ではキーボードアレンジが透明感のあるストリングスっぽい使い方が多いのに対して、本作ではアナログシンセによる輪郭のハッキリしたフレーズを弾いていることが多いと思います。(5曲目「Explorer Suite」のシンセ・ソロとか顕著ですね)、これはレコード会社の移籍、プロデュースが前作のポール・スタンレー(KISS)から、メンバーであるジョン・ファノン(G,Vo)自身が手がけたことも大きいと思います。またマスター・ヴォリュームが大きくなるなど、ミキシングも向上しました。
いずれにしても、前作から続く世界観はそのままに、クオリティはいささかも落ちていません!
いやー、こんなすばらしい音楽をいつでも聴けるなんて、幸せだなぁ〜って思います!
このCDジャケットも秀逸ですよね。
夜空を見上げる子供……う、美しい。
このアートワークについて、ジョン・ファノンはこう語っています。
「アートワークに映し出されている子供は自分が何を探しているのかを理解出来る年齢には達してはいないが、それでも見てみようというだけの好奇心はあるんだ。色々な意味で若者達だけが残された唯一の探求者なのかもしれない」
うーむ。深いッスね。
当時、このジャケットに影響を受けた僕は思わずイラストを描いたのを覚えています。
そこでパソコンの中をあさってみました。出てきましたよ。それが。

こんなロマンティックな自分がいたなんて…
子供ではなく青年
傍らにはなぜかフクロウ…
なぜ、このようなシチュエーションなのか、今の僕には知るすべはない。
ひとつだけいえること…それは今も結構ロマンチストだということです。
【主な曲の感想です】
■「お金がすべてじゃない」という風刺を爽やかに歌い上げるオープニングナンバー「Honey Money」
■「必要なのは会話」、そんな男女にとって最も大切なことをアコースティックな香り漂うアレンジで送る「Conversation」。ホント、歌詞の内容を生かすアレンジだな〜って思います。
■シンプルなシンセのキメフレーズが耳に残る「It's Never Too Late」
■このアルバムの中核をなすタイトルチューン「Explorer Suite」。大作です。バックに流れるコーラスが雰囲気を盛り上げ、きらびやかなシンセと16分で刻むピアノのバッキングが高揚感を仰ぎます。そして圧巻はシンセ・ソロ!基本的にはスケールの下降上昇フレーズなのですが、不思議と胸に迫るものがあります。
■ポップで躍動感あるギターとシンセのユニゾンフレーズ!このイントロで曲の印象が決定付けられる「Searchin'」。コーラスも強力!
■大きなスケール感を感じさせてくれる名曲「Hope」
■リリカルなピアノが神秘的な雰囲気を醸し出す「You'll Be Born Again」。思わずピアノでコピーしてしまった大好きな曲!
▼ご興味のある方は視聴なさってください▼
【こんな方にオススメです】
■キーボード主体のメロディアスなロックが好きな方
■重厚で透明感のあるコーラス・ボーカルを聴きたい方
■ポップでメロディアスな音楽を聴きたい方
■音楽を好きと自認する全ての方へ
さて、このニュー・イングランド、次の3rdアルバムでいったん解散となりますが、ジミー・ウォルドー(Key,Vo)とゲイリー・シェア(B)はあるバンドに参加します。次回はそのバンドの感想文です。
励みになります。クリックお願いします♪
タグ : ニュー・イングランド

















