2008.05.05(Mon)
NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL / ALCATRAZZ(アルカトラス)
【ジャンル:HM/HR】

さて、眩いばかりの叙情性とポップセンス溢れる3枚のアルバムを残して、ニュー・イングランドは解散することとなりました。
メンバーのうち2人、ジミー・ウォルドー(Key,Vo)、ゲイリー・シェア(B)はあるバンドに加入することとなります。そのバンドが、”スーツで決めたグラサンおやじ”グラハム・ボネット率いるアルカトラスです。アルカトラスに関しては、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーン視点で語られることが多いと思いますので、ここではあえて、若干、ニュー・イングランド視点で感想を述べたいと思います!
まず収録されている楽曲ですが、この世界観はほとんどイングヴェイですね。それもそのはず、作曲のほとんどをイングヴェイが担当しているのですから。
RAINBOW、MSGと渡り歩き、幾多の大物と競演を果たしてきたグラハム・ボネットが、つい先日までスティーラーというローカルバンド(でもないか?)にいたギタリストに完全にイニシアティブを握られている図がここに。それを証明するように、この後イングヴェイは脱退するのですが…。
そして、ほとんどのアレンジを担当しているのが、元ニュー・イングランドの2人です!(やったね!)
■1曲目「ISLAND IN THE SUN」のシンセによるポップ感溢れるイントロに、きらびやか系のバッキング。これは完全にジミー・ウォルドーによるものでしょうね。そのため、曲のポップ感とイングヴェイのギターが非常に合っていると思います。
■2曲目「GENERAL HOSPITAL」ブルージー感も感じられ、歌メロも悪くありませんが、ニュー・イングランド・チーム(以下「ニューインチーム」)の色がほとんど感じられず。
■3曲目「JET TO JET」これはもうイングヴェイのプレイに尽きますな。特にギターソロのスピード、構成力に脱帽です。ニューインチームはギターとユニゾンでの絡みや、ギターソロバックでのフレーズもよいセンスしてると思います。
■4曲目「HIROSIMA MON AMOUR」この曲の雰囲気を生かす柔らかな音色チョイスとギターソロに続いてのオルガン・ソロで魅せてくれます。
■5曲目「KREE NAKOORIE」シンセのつまみ操作によるビブラート効果から神秘的なシンセのフレーズ、そこに同じメロディモチーフで絡むギターとボーカル、イントロから流れるような曲構成が見事です。曲自体は渋いというかなんというか…。
■6曲目「INCUBUS」イングヴェイのギターソロ曲。ニューインチームの色感じられず。
■7曲目「TOO YOUNG TOO DIE,TOO DRUNK TO LIVE」、曲としてはイングヴェイカラー全快の良い曲ですし、ギターソロに続く軽快なオルガンソロがいいですね。
■8曲目「BIG FOOT」うーむ、ニューインチームの色感じられず。
■9曲目「STARCARR LANE」作曲にジミーウォルドーが絡んでいるだけあって、やっぱりポップ感と明るい泣きがありますね。
■10曲目「SUFFER ME」イングヴェイの速弾きと泣きのチョーキングがこれでもかと炸裂しますが、ニューインチームの色があまり感じられず。
こうしてみると、ジミーが作曲クレジットされている、1、2、5、9曲目あたりは明らかに色が感じられますよね。まだイングヴェイも若造でバンドの一員だったので、可能だったのでしょう。今じゃ他のメンバーが自己主張できる場があるのかどうか…。
こうしてみると、もっとニューインチームが活躍していれば、アルカトラスってもっと楽曲もとっつき易くて人気も出たんじゃないのかな?それともそう思うのは所詮マニアの少数派なのか?前者であることを願いたい今日この頃。
ちょっと偏った感想でしたがたまにはこんなのもどうでしょうか?
それにしても、この頃のイングヴェイのギター、特にピッキングの正確さ、ソロの構成力は見事ですね。ただ速く弾くだけでなく、クラシカルで練ったフレーズを速く弾く。このことに価値があるんですよね。そして、引き締まった好青年たる面影。
「人は誰しも 若かれし自分の影を追う 旅人」 by カノン
▼「Island In The Sun」インギーかっこイイ!ニューインチームもチラリ▼
▼視聴、レビューはこちら▼

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さて、眩いばかりの叙情性とポップセンス溢れる3枚のアルバムを残して、ニュー・イングランドは解散することとなりました。
メンバーのうち2人、ジミー・ウォルドー(Key,Vo)、ゲイリー・シェア(B)はあるバンドに加入することとなります。そのバンドが、”スーツで決めたグラサンおやじ”グラハム・ボネット率いるアルカトラスです。アルカトラスに関しては、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーン視点で語られることが多いと思いますので、ここではあえて、若干、ニュー・イングランド視点で感想を述べたいと思います!
まず収録されている楽曲ですが、この世界観はほとんどイングヴェイですね。それもそのはず、作曲のほとんどをイングヴェイが担当しているのですから。
RAINBOW、MSGと渡り歩き、幾多の大物と競演を果たしてきたグラハム・ボネットが、つい先日までスティーラーというローカルバンド(でもないか?)にいたギタリストに完全にイニシアティブを握られている図がここに。それを証明するように、この後イングヴェイは脱退するのですが…。
そして、ほとんどのアレンジを担当しているのが、元ニュー・イングランドの2人です!(やったね!)
■1曲目「ISLAND IN THE SUN」のシンセによるポップ感溢れるイントロに、きらびやか系のバッキング。これは完全にジミー・ウォルドーによるものでしょうね。そのため、曲のポップ感とイングヴェイのギターが非常に合っていると思います。
■2曲目「GENERAL HOSPITAL」ブルージー感も感じられ、歌メロも悪くありませんが、ニュー・イングランド・チーム(以下「ニューインチーム」)の色がほとんど感じられず。
■3曲目「JET TO JET」これはもうイングヴェイのプレイに尽きますな。特にギターソロのスピード、構成力に脱帽です。ニューインチームはギターとユニゾンでの絡みや、ギターソロバックでのフレーズもよいセンスしてると思います。
■4曲目「HIROSIMA MON AMOUR」この曲の雰囲気を生かす柔らかな音色チョイスとギターソロに続いてのオルガン・ソロで魅せてくれます。
■5曲目「KREE NAKOORIE」シンセのつまみ操作によるビブラート効果から神秘的なシンセのフレーズ、そこに同じメロディモチーフで絡むギターとボーカル、イントロから流れるような曲構成が見事です。曲自体は渋いというかなんというか…。
■6曲目「INCUBUS」イングヴェイのギターソロ曲。ニューインチームの色感じられず。
■7曲目「TOO YOUNG TOO DIE,TOO DRUNK TO LIVE」、曲としてはイングヴェイカラー全快の良い曲ですし、ギターソロに続く軽快なオルガンソロがいいですね。
■8曲目「BIG FOOT」うーむ、ニューインチームの色感じられず。
■9曲目「STARCARR LANE」作曲にジミーウォルドーが絡んでいるだけあって、やっぱりポップ感と明るい泣きがありますね。
■10曲目「SUFFER ME」イングヴェイの速弾きと泣きのチョーキングがこれでもかと炸裂しますが、ニューインチームの色があまり感じられず。
こうしてみると、ジミーが作曲クレジットされている、1、2、5、9曲目あたりは明らかに色が感じられますよね。まだイングヴェイも若造でバンドの一員だったので、可能だったのでしょう。今じゃ他のメンバーが自己主張できる場があるのかどうか…。
こうしてみると、もっとニューインチームが活躍していれば、アルカトラスってもっと楽曲もとっつき易くて人気も出たんじゃないのかな?それともそう思うのは所詮マニアの少数派なのか?前者であることを願いたい今日この頃。
ちょっと偏った感想でしたがたまにはこんなのもどうでしょうか?
それにしても、この頃のイングヴェイのギター、特にピッキングの正確さ、ソロの構成力は見事ですね。ただ速く弾くだけでなく、クラシカルで練ったフレーズを速く弾く。このことに価値があるんですよね。そして、引き締まった好青年たる面影。
「人は誰しも 若かれし自分の影を追う 旅人」 by カノン
▼「Island In The Sun」インギーかっこイイ!ニューインチームもチラリ▼
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