2008.05.13(Tue)
Clapton Chronicles: The Best of Eric Clapton / エリック・クラプトン
【ジャンル:洋楽(その他)】

60年代から活躍する、3大ギタリストの一人、エリック・クラプトン。
その長いキャリアの中で、クリームやデレク・アンド・ザ・ドミノスといったバンドを経て、現在はソロとして活躍しているわけですが、本作は、様々な時代の曲に新曲をプラスしたベスト盤です。
これ、日本でもめちゃめちゃ売れたんですよね〜〜。
正直、このアルバムで見せるクラプトンのギタープレイは、クリーム時代のような鬼気迫るような迫力もありませんし、「ギターの神様」としてのクラプトンを望むファンの方には賛否両論あったと思います。
「ギターのうまいボーカリスト」…そんな声もあったような気がします。
でもですね…人間っていつまでも過去と同じではありませんし、年齢を重ねて丸くなったり…。ましてやクラプトンの場合は薬物中毒や離婚、お子さんの死など、人生の苦難を乗り越えてきたんですか
ら、それが音に現れるのも当然かな〜って思います。(まぁ選曲に関しては、レコード会社の意向なんでしょうが…)
このアルバムを聴くと、夜のドライブを思い出します。当時、バンドを組んでいて、メンバーと一緒に土曜日の夜スタジオに行くのが決まりごとになっていました。そのときよく聴いていたのがこのアルバムです。会話の邪魔をしない控えめさもありながら、時に盛り上げ、会話が一区切りついたところで、しんみりもさせてくれる…そんな潤滑油のような存在…がこのアルバムにはあったと思います。僕にとっては、夜のイメージなんです。
【主な曲の感想です】
■新曲として収録された「Blue Eyes Blue」。つまりこのアルバムの時点でのクラプトンの嗜好がある程度分る曲ですね。単純に曲として好きですね。ギターの音、コーラスの雰囲気…やっぱり夜のイメージなんです。
■ご存知「Change The World」。極上のポップセンス、極上なAORですよね。個人的にはすごく洗練されたイメージを持った曲です。
■「My Father's Eyes」。こういうと逆に失礼かもしれませんが、「歌、うまいっすわ」ですよ。音色が少ないためごまかしはきかない曲ですが見事ですね。やっぱり夜のイメージなんですよ。
■亡き息子に捧げた曲「Tears In Heaven」。言うことは何もない名曲ですね。
■「Layla」のアンプラグドバージョンです。オリジナル・レイラとはえらい違いですが、このアレンジも味があって好きですね。よりブルージーになった感じで、夜聴くといい感じ。でもやっぱり…オリジナルはいいですね。特に最後のピアノから続くディアン・オールマンによるスライドギター。まさに「名演」ってやつですね。恥ずかしながら涙を流したことがあります。
■キャッチーなギターイントロとこれまた耳に馴染むボーカルメロディ。一般受けしそうな「Bad Love」。こういう曲がアルバムに入りと、気持ちが乗ってきますからいいですよね。
■クラプトンによるスライドギターが心地よい「Runninng On faith」のライブバージョン。ピアノとギターでアバンギャルドな雰囲気も出てますし、よい曲ですね〜。
■これまた、その時点の新曲「(I)Get Lost」。打ち込みのリズムとギターがほとんど出てこないアレンジがクラプトンにとっては新鮮ですね。アルバムのアクセントになってます。
■印象的なギターのフレーズから始まる「Wonderful Tonight」のライブバージョン。この曲は個人的にも思い出深い曲です。オリジナルと比べて、よりエモーショナルで伝わってくるものがあります。「いろいろあるけど、今日もいい一日だった…」そう思える日々を過ごしたい。いつでも、そんなことを思わせてくれる曲です。
このアルバムを聴いて気に入った方がいらっしゃいましたら、是非過去のクラプトンも聴いてみてくださいね。このアルバムにはないクラプトンの魅力もいっぱいありますよ。
【こちらで視聴できます】

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60年代から活躍する、3大ギタリストの一人、エリック・クラプトン。
その長いキャリアの中で、クリームやデレク・アンド・ザ・ドミノスといったバンドを経て、現在はソロとして活躍しているわけですが、本作は、様々な時代の曲に新曲をプラスしたベスト盤です。
これ、日本でもめちゃめちゃ売れたんですよね〜〜。
正直、このアルバムで見せるクラプトンのギタープレイは、クリーム時代のような鬼気迫るような迫力もありませんし、「ギターの神様」としてのクラプトンを望むファンの方には賛否両論あったと思います。
「ギターのうまいボーカリスト」…そんな声もあったような気がします。
でもですね…人間っていつまでも過去と同じではありませんし、年齢を重ねて丸くなったり…。ましてやクラプトンの場合は薬物中毒や離婚、お子さんの死など、人生の苦難を乗り越えてきたんですか
ら、それが音に現れるのも当然かな〜って思います。(まぁ選曲に関しては、レコード会社の意向なんでしょうが…)
このアルバムを聴くと、夜のドライブを思い出します。当時、バンドを組んでいて、メンバーと一緒に土曜日の夜スタジオに行くのが決まりごとになっていました。そのときよく聴いていたのがこのアルバムです。会話の邪魔をしない控えめさもありながら、時に盛り上げ、会話が一区切りついたところで、しんみりもさせてくれる…そんな潤滑油のような存在…がこのアルバムにはあったと思います。僕にとっては、夜のイメージなんです。
【主な曲の感想です】
■新曲として収録された「Blue Eyes Blue」。つまりこのアルバムの時点でのクラプトンの嗜好がある程度分る曲ですね。単純に曲として好きですね。ギターの音、コーラスの雰囲気…やっぱり夜のイメージなんです。
■ご存知「Change The World」。極上のポップセンス、極上なAORですよね。個人的にはすごく洗練されたイメージを持った曲です。
■「My Father's Eyes」。こういうと逆に失礼かもしれませんが、「歌、うまいっすわ」ですよ。音色が少ないためごまかしはきかない曲ですが見事ですね。やっぱり夜のイメージなんですよ。
■亡き息子に捧げた曲「Tears In Heaven」。言うことは何もない名曲ですね。
■「Layla」のアンプラグドバージョンです。オリジナル・レイラとはえらい違いですが、このアレンジも味があって好きですね。よりブルージーになった感じで、夜聴くといい感じ。でもやっぱり…オリジナルはいいですね。特に最後のピアノから続くディアン・オールマンによるスライドギター。まさに「名演」ってやつですね。恥ずかしながら涙を流したことがあります。
■キャッチーなギターイントロとこれまた耳に馴染むボーカルメロディ。一般受けしそうな「Bad Love」。こういう曲がアルバムに入りと、気持ちが乗ってきますからいいですよね。
■クラプトンによるスライドギターが心地よい「Runninng On faith」のライブバージョン。ピアノとギターでアバンギャルドな雰囲気も出てますし、よい曲ですね〜。
■これまた、その時点の新曲「(I)Get Lost」。打ち込みのリズムとギターがほとんど出てこないアレンジがクラプトンにとっては新鮮ですね。アルバムのアクセントになってます。
■印象的なギターのフレーズから始まる「Wonderful Tonight」のライブバージョン。この曲は個人的にも思い出深い曲です。オリジナルと比べて、よりエモーショナルで伝わってくるものがあります。「いろいろあるけど、今日もいい一日だった…」そう思える日々を過ごしたい。いつでも、そんなことを思わせてくれる曲です。
このアルバムを聴いて気に入った方がいらっしゃいましたら、是非過去のクラプトンも聴いてみてくださいね。このアルバムにはないクラプトンの魅力もいっぱいありますよ。
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